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HONE >> BIZ IDEA >> 下水管渠インフラに関する調査 >> 第1章: 下水インフラ整備の概況
マレーシアにおける下水道の各家庭への普及率は、1990年には42.3%であったが、1998年には53.0%に改善されている。アジア諸国内では日本、韓国とほぼ同水準の普及率となっている。ただ、大部分は大都市に限られたサービスとなっている。また、日本の下水道と異なり、生活排水だけを対象にした排水処理システムとなっている。
下水道事業は1993年に民営化され、Indah Water Konsortium Sdn Bhdが受け皿となった。第7次マレーシア5ヵ年計画の終了する2000年には、人口の79%に近代的で衛生的な下水施設が行き渡る予定となっていたが、 2001年にはIWKが経営難で巨額の債務を抱えてしまい、同社を買収する計画が浮上している。